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2018.06.03

ピックの滑らない方法

よくギターを習っている生徒さんから「ピックが滑って弾いているうちにずれてくるんですけど、これってなんとかなりますか?」と聞かれます。もしかすると今回のブログのテーマを見て「おっ!なんか解決策あるのかな?」と思われた方もいるかも知れません。

最初に結論から言ってしまうと「上手くなるまでは、ずれます」という答えになってしまいます。

・・・まぁでもそれではあまりにも酷いので解決策ではないですが対応策を書いていきたいと思います。

まず大事なのはピックがずれる原因を知ることです。ピックがずれる原因はピックの縁にあたっているからです。つまり本来あたるべきでない部分に当たっていたり角度が悪くなっていることが原因です。

ピックは普通に面で弦を捉えればずれません。この基本前提は頭の片隅に置いておいて下さい。
逆に横に当たると平気でずれます。ピックはギュッと力を入れて握るものではないので横からの衝撃にはとても弱いですしそれが正しい握り方なのです。

技術的な側面から言えばきちんと面で捉えれればずれないのですが、ギターをはじめて3~5年くらいまではピッキングの精度が悪いため本人がどうにかしようとしてもどうしてもずれてしまします。

そこで対応策ですが、みなさんが最初に取り掛かるのは「滑りにくいピックを使う」というところでしょう。

ピックに穴が空いているもの、ざらついた素材が吹き付けられていて滑らないもの、文字やロゴが出っ張っていて滑りにくいものなどがあります。

これで滑りやすさが半分~3分の1程度にまで収まります。
また指に塗るタイプもあります。

次が「握りなおす」という原始的なものです(笑)
これはギターをはじめて1年~3年くらいで出来るようになります。瞬時に握り直すという技術です。

さらに上手くなると「弾きながらなおす」というテクニックも出来るようになります。ずれたら当てる角度を調整して元に戻すという荒業です。

もっと上手くなるとずれなくなりますが・・・・

最後に最終兵器のような商品もあります。サムピックです。これは写真のように使用するので絶対にずれません。

・・・・が元々はアルペジオなど右手の人差し指、中指、薬指などを自由に動かすためのものですのであまりお勧めしません。
そもそもピックの弦に当たる角度が変わってしまいますし、指先の屈伸が出来なかったり、ピックの先のコントロールができなくなります。

いろいろな対応策はありますが、最終的には「上手くなる」のが一番なようです。

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